【妊娠中突如現れた体の異変③】壊死性潰瘍性口内炎

こんにちは、1日1杯のカフェラテが唯一の楽しみ、もぐです。

今年のお正月は実家にも帰らず、家でのんびりまったりしました。

娘が寝てからは久しぶりに夫婦でマイクラを。

娘が生まれてから生活が一変し、娘中心の毎日でしたが、だんだんと少しずつ出産前にしていた事をする時間や余裕も生まれてきました。

していたことっていっても、ゲームですが…

さて、今回で妊娠期間中の母体トラブル、最後のお話になります。

前回まではこちら☟

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もともと歯が弱かった

私は、小さい頃から虫歯が多く、どんなにこまめに丁寧に歯磨きをしても、毎年新しい虫歯が出来ていました。

それは大人になってからも同じで、社会人になってからは特に毎月毎月歯医者に通っていました。

虫歯が治った頃に、新しい虫歯が出来ていたり、被せ物が取れたり…とにかく延々と歯医者に通っています(今も)

奥歯の大きな虫歯

確か妊娠する前だったと思います。

仕事中にケンタッキーを食べていたら(どういう状況だよ)、ボロっととれました、奥歯が。

歯といっても、以前虫歯で神経を取って治療した歯に被せていた銀歯です。

もともと別の虫歯で通院していたので、治療中の歯が終わったらその奥歯の治療に入る事になりました。

その奥歯をよくよく見てもらうと、どうも被せ物をしていた中で虫歯になっていて、しかも隣の歯も連鎖して虫歯になっていました。

隣の歯の虫歯も大きく、神経を取る必要がありました。

虫歯族は神経取るのも慣れっこになっているので、「はいは~い、お願いしま~す」くらいのノリで奥歯2本の治療がスタートしました。

はっきりとは覚えていないんですが、たしかこの2本の治療に入ったあたりで妊娠したような…。

順調に治療が終わった…はずだった

私が通っている歯医者は、地元でも人気の歯医者さんで、予約も月1回、運が良ければ月2回とれるか取れないか。

ですので、奥歯2本の根っこの治療をしているうちにあっという間に妊娠9ヶ月になっていました。

大きくなったお腹で診察台に寝るのも苦しく、また妊婦という事もあったのでより慎重に治療を進めてもらっていました。

神経を取った後の歯の根っこの痛みも落ち着き、炎症もなくなったのは妊娠34週頃。

「産むとき歯が無いと踏ん張れないから、産む前に歯を入れよう!」という事になり、その奥歯2本に銀の被せ物をして、何の問題もなく治療が完了しました。

その日の夜、なんだか少し痛むなぁと思ってほっぺを触ると、治療した側のあごに1cm程のしこりがある事に気が付きました。

というものの、今まで麻酔を使った治療の後、しこりが出来たことは何度かあったので、そのうち消えるかーくらいに思っていました。

急激なただれ

治療後、なんとなく痛いな…んー…と思っていましたが、あまり気にしていませんでした。

ひどくなったら、歯医者さんに電話しようと思って2日たった頃、歯磨きをしていてあまりに痛いので鏡で口の中をみたら…

治療した側の内頬と舌、上顎がただれて変色していたのです。

もう自分でも驚いてびっくりするくらい、誰が見ても異常な状態になっていました。

その日は夜だったので、次の日歯医者に急いで電話して見てもらえることに。

その頃にはただれた部分の痛みと、頬と首が腫れだしていました

金属アレルギー?

口の中をみた先生は驚き、金属にアレルギー反応を起こしてしまった可能性がある、(でも銀歯は他にも入っているから違うかもしれない…)考えられる原因をとにかく排除する為に、数日前につけた銀歯を外すことになりました。

口の中がただれていたので、激痛でした…。

その後、先生は、私が「ただれて変色してる!」と思っていた部分が「壊死」している事を説明してくれました。

そして1冊の本を持ってきて

壊死性潰瘍性口内炎

だと説明してくれました。

その時は問題の部分を取ったし薬も出たから、これでよくなるー…と思っていました。

夜間救急に行くことになる

銀歯を取った日から、症状は急激に悪化しました。

口の中の壊死している範囲がどんどん広がり、口の中全体が痛い。

そして夜に熱が38度まで上がり、口の中は激痛で、食べ物を水分もなにも取れなくなってしまいました。

さすがに発熱はお腹の赤ちゃんにも影響があると思い、分娩先の病院に連絡したところ見て頂けることになり夜間救急へ。

でも口の状況を見ても、産科の先生は何もできないですよね…

分かってるんだけど…他にどうしていいか分かりませんでした。

たぶん何か言われたと思うんですが、具合が悪すぎてあまり覚えておらず。

歯医者にいってくださいって言われたかもしれないし、言われて無いかもしれないし…。

とにかく応急処置として栄養を点してもらい帰宅。

とりあえずは何も食べれなくてもお腹の子に栄養は届いたかな…とすごく安心した事は覚えています。

ただ口の中の状態はどんどん悪化して、熱も下がりませんでした。

歯医者へ消毒にいったまま入院

夜間救急へ行った次の日、歯医者は定休日で行けず、家でずっと寝込んでいました。

口の痛みからか、頭痛も酷く、処方してもらった痛み止めの薬も痛くて飲むのがやっとでした。

この時は、舌も大きくただれていて、痛みで呂律が回らなくなっていました。

次の日、ほとんど喋れなくなった私の代わりに夫が歯科に電話してくれ、夜に診てもらえる事に。

歯医者について、完全にやつれた私の姿を見て先生が「ごめんね、ごめんね」と謝ってくれて、先生が悪いわけじゃないのに、もうこっちも申し訳なくて、この状況が辛くて泣きそうになりました。

そして前より悪化した口の中をみて、一緒に来ていた夫に何やら話をし、私のところへ戻ってきました。

もぐさん、紹介状を書くので、今から○○病院(分娩予定の総合病院)に入院してもらいます。今、口腔外科の先生がいないから、産科で受け入れてくれるそうなので、このまま○○病院へ行ってください。

突然の入院…

急な展開にものすごく不安で怖かったんですが、やっとこの状況から抜け出せる…良くなるんだ…とも思いました。

そして家によってお産で入院する為に用意していた入院バッグを持って、そのまま病院へ移動し入院しました。

色んな事務処理や部屋の移動、診察など終わって横になったのは夜中の1時を過ぎていました。

退院した後になって夫から聞きましたが、歯科の先生から夜に「本当に申し訳なかった」と謝罪の電話があったそうです。

先生は何も悪くないのに、むしろ入院につなげてくれて本当に感謝しています。

後から夫に聞くと「あの時、入院ってきいて正直安心した…」とのこと。

産科に入院しながら口腔外科へ通う

さて入院した日は、夜中から朝まで6本点滴をしたので、ほとんど寝れませんでした。

朝になって、口腔外科へ移動して診察してもらいました。

診てもらうと、やはり壊死してしまっていると。

だけど、細胞がどんどん入れ替わっていくから、すこしずつ細胞を起こしていってあげたら、感覚も戻ってくるでしょう。とのこと。

ただ、金属アレルギーではなさそうでした。(他の銀の詰め物の周りは変化なしだったので)

妊娠していたからかもしれませんが、点滴とうがい薬と痛み止め以外の薬はなく、毎日産科から口腔外科に行って、終わったら病室でぼーっとして、たまに妊婦検診して…の日々が続きました。

入院してから症状が悪化する事はなく、ただ急激に回復するでもなく…

壊死した部分を柔らかい歯ブラシで軽くブラッシングしてうがい薬でうがいしてを繰り返しました。

パンも染みる

一番苦労したのが食事でした。

入院はじめは、流動食を用意してもらったんですが、染みて激痛

おかゆの上澄みみたいなご飯を顔を傾けながら喉に流し込んでいました。

何度か栄養士さんが来てくれて、食べれそうな食事を用意してくれたんですが、パンのしょっぱさですら染みて痛かったです。

それでもやっぱり入院前の数日は食事ができなかったので、食べ物を食べて体力が少しづつ戻ってきているのは感じました。

ちなみにこの時減った体重は出産目前にあっという間に元通りになりました。(むしろ増えすぎた)

退院とマウスピース

入院して2日目まではずっと点滴をしていましたが、3日目くらいからは点滴もなし。

せっせと口腔外科に通って、うがいとブラッシングをしていたら、壊死している範囲が小さくなって新しい皮膚がでてきました!

入院5日目に、良くなってきてるね!退院してもOK!と退院許可!

早く家に帰りたすぎて部屋に戻って速攻で荷造りしました(笑)

ただ、退院後も1週毎に口腔外科に通院、そしてこのままでは奥歯が2本無い状態なので、お産の時に食いしばれるようにマウスピースも作りました。

退院後の食事と回復状況

入院6日で無事に退院できましたが、まだ固形物は食べれませんでした。

りんごを柔らかく煮て、それをちょびちょび食べていた記憶があります。

あとは、レトルトの介護食にお世話になっていました。

退院して1週間くらいで、舌のただれも落ち着き、塩分もしみなくなったので、普通の食事をこまかく切って舌で潰して食べれるようになっていました。

広範囲で壊死していた内頬もどんどん新しい皮膚に生まれ変わっていました。

ですが上顎部分は皮膚が生まれ変わった今でも感覚は戻っていません…。

毎日歯ブラシの時に、軽くブラッシングして「おーい細胞起きろー」と念じていますが、一生このままなのかな…。

壊死性潰瘍性口内炎になってから1年程経って、やっとこの歯の治療が再開しました。

ただ、ものすごく慎重に進めてもらっています。

被せ物も、前回と同じ銀を入れるのが怖いので、保険適用外のセラミックでいれる予定です。

ものすごい金額になるんですが、もうあんな思いはしたくないので必要経費として考えます。

原因は分かっていません

まさかの入院までいってしまった壊死性潰瘍性口内炎ですが、原因は分かりません。

口腔外科の先生曰く、金属アレルギーの可能性は低い、おそらく妊娠中で免疫力が低下して、何かがきっかけで炎症が酷くなってしまったのでしょうとのこと。

きっかけになった“何か”は、今でも分かりません。

ただ、産後知ったんですが、妊娠性歯肉炎という妊婦特有の病気があるほど、歯周病は妊娠と繋がりが強いそうです。

ホルモンバランスの変化であったり、つわりで歯磨きが十分にできなかったり…様々な要因が考えられるそうなので、おそらく私の口内炎も妊娠中であったことが要因の一つだと考えています。

ただ、アレルギー等の可能性を希望するなら、大学病院に紹介状をかくよ!と言ってもらっているので、コロナが落ち着いたら、一度調べてみたいと思っています。

さて、今まで5回に分けて妊娠中に起きた母体トラブルを書いてきました。

次回からは妊娠中の娘のことをまとめていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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